江戸鉄瓶 鉄鉢形霰紋 1.3L
価格 | 94,770円(税込) |
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サイズ | 16×18×H23cm 1.6kg |
容量 | 1.3L |
商品説明
代表的な霰紋様を施した鉄瓶です。
鋳型に均等に一つ一つ紋押しされた霰は、蓋を合わせて1600個程ございます。
故に大変手間のかかる技法です。
手づくりならではの、味わいある鋳肌はきれいで、鮮やかな霰紋は迫力があり、引き締まった重厚感を感じさます。
鉄の硬さを感じさせない柔らかなフォルムを表現し、肉厚の薄さで軽さや使い勝手のよい鉄瓶を実現。
見えないところの処理(内部注ぎ口の付け根等)や、本体と蓋との合わせがとても優美。
本体と蓋の間にズレがあると蓋が閉まらず、より高度な技術が必要とされます。
鉄瓶の内面は伝統技法の釜焼きを用い、さび止めのための酸化皮膜をつけています。
袋鉉※1と蓋のつまみには虫食いの細工が施されています。
日本の美徳「わび・さび」を感じさせる江戸鉄瓶独特の落ち着いた深みのある色のように、虫食いは枯れた風情を醸し出し、華やかさだけでない日本人特有の奥深い豊かさを感じさせてくれます。
また、穴が空いていることにより熱が逃げやすくなっております。
鉄鉢形の「鉄鉢」とは、古来より僧侶が食物を受けるのに用いた鉄製の丸い鉢のことをいい、鉄瓶の代表的な形であります。バランスのとれた平丸み、側面は美しい曲線の形状です。
※1【袋鉉とは】
鉄瓶の取っ手の鉉には、袋鉉と、むく鉉があります。袋鉉は、鍛冶職人が熱した鉄板をトンカン叩き打ち、丸めて中空にしたもの。中が空洞になっているため軽さはもちろん、空気が熱伝導を妨げ、鉉を握った際に熱さを和らげてくれます。
江戸鉄瓶・鉄鉢形霰紋に使用している袋鉉は日本で数少ない岩手盛岡の鍛冶職人が作っております。
【むく鉉とは】
鉄瓶の取っ手の鉉には、袋鉉と、むく鉉があります。むく鉉は、鉄棒が曲がっているもの。